生活の時間を家計簿のように何に時間を使っているか表にしたものです。
家族の時間、親子の時間が時間簿の軸です。時間簿は誰と誰が行動を共にしているかを知ることを重点をおいています。
一日24時間を自分ひとりでつかっているわけではありません。時間を共有して、誰かと関わりながら重層に流れているということを視覚化したのが時間簿です。時間のない理由もわかります。
「育児・家事」「割り込み」をつくると、子どもに邪魔されて家事のはかどらない理由がみえてきます。子どもは一日中、イタズラをしているわけではありませんので、どの時間帯に何をすればいいかわかるようになります。
中学生と高校生の子どもがいると、学校の始まる時間がそれぞれが違い、さらに塾や部活や受験が入ると寝る時間も起きる時間も家族全員の行動がバラバラなります。時間管理のいちばんむつかしい年代です。母親は更年期障害の症状と重なり、体力的につらい時期です。
一日全体の時間簿
時間簿をとても分かりやすく説明しているサイトがあります。
:『サンキュ!』2月号「働く母の『家事と育児の時間割』成功の法則」より。掲載している情報は2018年1月現在のものです。
家事や育児、仕事などで「時間が足りない」と思っている人が、時間を整理するのに有効な方法の1つは、「時間簿(R)」をつけること。
デジタル時間を作成してくださったのはパンデクテンやっし」という男性です。
彼は早朝の時間を活用して、スキルアップのため資格取得をしています。公務員試験は「時間簿」で時間をうまく捻出しながら、勉強し合格することができました。とのこと。このほかにもいろいろな資格を取得しています。
わたしのサイトでもデジタル時間簿を紹介していましたが、こちらの移転すると使用できないようのです。デジタル時間簿がどのようなものか画像を貼りました。
私は、上記のイメージの時間簿に三色の色をつけて、時間管理をしていました。
ーー本人のコメント
上記の時間簿で注目してほしいのは、時間簿に記載しているのは計画ではなく、実際に行っていたことです。大学で授業を受けたり、ミクロ経済学の勉強をしたり、仮眠をとったりといったことをまめにメモしていました。
このようにして時間簿をつけることで、「自分の時間の使い方のクセ」がわかります。「自分の時間の使い方のクセ」がわかると、自分の1日の生活の中で何をどう改善すればいいのか明確になります。時間簿をつけないと、時間はあっという間にすぎさってしまうため、反省材料が後に残りにくいわけです。
――本人のコメント
どういうことかというと、時間簿をつけていると、1日あたり最大自分が何時間勉強することができるのかわかります。人によって勉強する時間は異なりますが、今日は〇時間やろうと決めて勉強する計画はおすすめしませんこんな感じで勉強の計画を立てていました。しかし、勉強が進んでいても、進んでいなくても1日10時間勉強すれば満足してしまうわけです。このようなやり方は、勉強の効率をかなり落とします。
つまり、時間簿をつけることは隙間時間・ながら時間を見つけることには役に立ちますしかし、時間簿をつけること自体を目的にしてはいけないということです。